輪島の小・中学校で“給食”再開 「みんなと一緒に」笑顔

間借りする高校の教室で、提供された“給食”を食べる児童=13日午後、石川県輪島市(画像の一部を加工しています)

 被災した石川県輪島市の小中学校の児童生徒を対象に、ボランティア団体による“給食”の提供が13日始まり、子どもたちは「みんなと一緒に食べるのは久しぶり」と笑顔を見せた。通常授業の再開はまだ見通しが立たないが、少しずつ日常を取り戻している。

 6日に登校を再開した七つの小中学校が間借りする県立輪島高の教室に13日正午過ぎ、弁当を前に「いただきます」の声が響いた。

 子どもたちは「とんかつ大好き」などと会話しながら友達との食事を楽しみ、小学1年の女子児童は「おいしかった。うれしかった」と笑顔で話した。

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