西から天気下り坂

14日（水）は、日本の東の高気圧がゆっくりと東よりに移動します。一方、華北付近から日本海にかけて前線がのび、西日本付近の上空を気圧の谷が通過する見込みです。
これらの影響で、九州や中国、四国では西から次第に雨の降る範囲が広がるでしょう。九州や奄美では雷を伴う所もある見込みです。近畿や東日本は午前中は概ね晴れますが、午後は西から次第に雲が広がるでしょう。北日本の太平洋側は晴れる所が多いものの、日本海側では雲の広がる所が多く、雨や雪の降る所もありそうです。沖縄は高気圧の後面となって雲が広がりやすく、所によりにわか雨があるでしょう。
最高気温は、全国的に平年よりかなり高くなり、ほとんどの所で4月並みの暖かさとなるでしょう。

（気象予報士・吉田 信雄）

画像について：14日午前9時の予想天気図。