「まだ何も決めていない」マドリーとの契約満了が迫るクロース、自身の将来について言及!ドイツ代表復帰は?「可能性はある」

レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースが自身の将来について語った。

マドリーは現地時間2月14日に開催されるチャンピオンズリーグのラウンド16で、RBライプツィヒと敵地で対戦する。この一戦を前にクロースが記者会見に出席。「昨シーズンはここ(アウェー)で対戦して負けているし、高いインテンシティでプレーするチームというのは分かっている」とライプツィヒを警戒している。

現在34歳のクロースは、昨年の夏にマドリーと1年契約を更新。今シーズン限りで再び契約満了を迎えるが、自身の去就を訊かれると「どうするかは分からないし、まだ何も決めていない。もう1年プレーしてほしいという声があるのはとても嬉しいよ。気分は良い感じだけど、まだ決断はしていない」と答えた。

「モチベーションが一番大事。10年前と同じように勝ちたいという気持ちを今も持っていることが重要だ。そうでなければ、34歳まで良いプレーはできない。身体もまだまだ動くし、体調管理には気をつけている。3日に1回のペースで試合には出られるよ」

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また2021年の欧州選手権を最後に、ドイツ代表引退を表明したクロース。母国で今夏に開催される欧州選手権2024に向けて、監督や選手らが代表復帰を望んでいるとも囁かれているが、これについて本人は「自分がどうしたいのか、よく考えて決断しなければならない。多くのことに左右されるだろう」と述べている。

「個人的な計画や自分の気持ちにもよる。可能な限り高いレベルでキャリアを終えたいとはいつも言ってきた。1年前に下した決断には満足している。今をただ楽しんでいるし、物事がとても上手くいっているから、決断するのにもう少し時間が必要なんだ。復帰の可能性はある。でも、契約更新と同じように今のところは分からないよ」

ドイツ代表のユニホームに袖を通したクロースの姿は再び見られるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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