「住宅金融支援機構」の小柴美和子さんにインタビュー!「“【フラット35】子育てプラス”は、子育て世帯を応援します!」

PR/住宅金融支援機構

マイホームを考えている子育て中のみなさん、2月13日に【フラット35】から、子育て世帯を支援する住宅ローンが登場しました!

今回は、リビングとちぎスタッフが「住宅金融支援機構」の小柴美和子さんに、新しく登場した“【フラット35】子育てプラス”についてお話を伺いました。

出典:リビング栃木Web

こどもの人数に応じて、金利を最大年1.0%引下げ!

Q. 【フラット35】が拡充されるとのことですが、まずはあらためて【フラット35】の特徴を教えてください

小柴さん「【フラット35】はずっと固定金利なので、返済計画が立てやすいというところが特徴です。特に多くの子育て世帯の方にとっては、一番お金がかかる時期に必要になるのが住宅取得資金ですよね。ですから、電気代やガス代などの生活費の負担に加わるわけですので、変動のない先行きの見通しのよさが必要と考えられます。さらに将来必要となる教育資金や老後資金をどうやって貯めていくか、ライフプランを考える意味でも、固定金利は大きなメリットになると思います」。

Q. そんな中で、新しく登場した“【フラット35】子育てプラス”は、どのようなメニューになりますか?

小柴さん 「大きな特徴が2つあります。1つはお子さんの人数に応じて金利が引き下げられること。もう1つは金利の引下げ幅が“最大年マイナス1%”になることです。胎児もこどもの数に入れられますし、申込年度の4月に夫婦どちらかが40歳未満であれば、そのご夫婦も対象になります」。

こどもがいる家庭だけでなく、これから家族を作っていく若い世代も対象になるんですね。将来に向けたメニューですね。

小柴さん「そうですね。出産や子育てにはお金がかかりますから。最近は中学受験をする方も増えていますし、塾や習い事などの出費も大変ですよね。私の周りのお母さんたちからも“こどもにお金がかかる~!”という声が聞かれます。このような方々にお子さんの人数に応じて金利を引下げることで、できるだけ負担が軽くなるよう制度改正が進められました」。

出典:リビング栃木Web

さらに、住宅の性能、地域連携型のプランも金利引下げの対象に

Q. 住宅の性能に応じても、金利の引下げがあるんですか?

小柴さん「今の住宅のトレンドワードになっている『ZEH』ですが、省エネ性能が非常に高い住宅なので、金利引下げの対象になります。また長期優良住宅についても、長期に渡って大事に住んでいただける耐久性の高い住宅ですから、ZEHと合わせて4ポイント分の金利引下げの対象になります」。

※「ZEH」:正式名称は「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」で、エネルギーの収支をゼロ以下にする家のこと

Q. 地方公共団体の補助金などと連携した、地域連携型での金利引下げもありますか?

小柴さん「栃木県の場合は全市町と地域連携をさせていただいています。栃木県は子育てや空き家対策にも力を入れていますので、地域連携型が適用できる子育て支援や空き家対策の補助事業であれば、2ポイントの金利引下げの対象になります。また栃木県では、県産材を使った補助制度も地域連携型で1ポイントの金利引下げが適用になります。栃木県の木材を使った住宅の良さも、あらためてお伝えしたいところですね」。

※「ZEH」や「木の家」の魅力についての記事はこちらから↓

https://mrs.living.jp/tochigi/home_money/reporter/5291707

利用できるポイントで金利の引下げ幅や期間が決まります

Q. 実際に住宅を取得したい場合、どれくらいの金利が、どれくらいの期間引下げになるのか、具体的に教えてください

小柴さん「家族構成や取得する住宅の性能によってポイントが加算され、そのポイントに応じて、金利の引下げ幅や引下げ期間が決まります。それでは、一般的なご家庭を例に確認してみましょう」。

Q. 例えば、夫婦とこども2人の家族で『ZEH』の長期優良住宅、栃木県産材を使った住宅を購入するケースの場合、どのようになるのか教えていただけますか?

小柴さん「まず、お子さんが2人なので2ポイント、『ZEH』で3ポイント、長期優良住宅で1ポイント、地域連携型の適用で1ポイント。合計で7ポイントになりますね。1ポイントで0.25%の5年間分の金利引下げになりますが、引下げの上限が年1.0%なので、当初の5年間の引下げは4ポイント分の1.0%、次の山に移って、6年目~10年目に残り3ポイント分の0.75%の金利が引下げになるということです」。

※地域連携型は子育て支援や空き家対策で連携している補助金では2ポイントですが、複数の補助金を利用する場合はどの補助金で金利引下げを適用するか、あらかじめ選ぶ必要があります

出典:リビング栃木Web

Q. “こどもの人数に応じて”とは、どういうことですか?

小柴さん「はい。このケースはお子さんが2人なので2ポイントでしたが、お子さんの人数には上限がないので、お子さんの人数がそのままポイントに加算されます。その分、金利の引下げ幅や期間が長くなるということです。これが大きな特徴ですね」。

自分たちのケースに置き換えてポイント数を確認すると、実際の金利の引下げ幅と期間がわかるということですね。

小柴さん「そうですね。お子さんが2人、3人といった一般的なご家庭でも10年目までは金利が引き下げられますから、このメリットは大きいと思います」。

出産や小学校入学などを機に住宅を考えるご家庭も多いと思います。当初の10年間金利が引き下げられるということは、“子育て中の家計の負担をできるだけ少なく”ということですね。

小柴さん「そうですね。その分を貯蓄に回していただくこともできますね。将来のために、貯められるときに貯めておく(笑)。“【フラット35】子育てプラス”は子育て世帯を応援するメニューになっていますので、この機会にぜひご検討ください」。

わかりやすく教えていただき、ありがとうございました!

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