「クボを追うマンUに大打撃」久保建英の契約延長に英国も騒然!「移籍の可能性が完全になくなったわけではないが...」

レアル・ソシエダは2月12日、久保建英との契約延長を発表した。この知らせは、英国メディアも賑わせている。プレミアリーグの強豪が久保に注目していると報じられていたからだ。

今季のラ・リーガで6得点を挙げるなど、昨季に続く活躍でビッグクラブからの関心が伝えられていた久保。だが、ソシエダは新たに2029年6月末まで契約を延長したことを明かしている。

これを受け、「クボを追うユナイテッドに大打撃」と報じたのが、英紙『Express』だ。久保を狙っていると言われた名門のひとつが、マンチェスター・ユナイテッドである。英紙『Sun』は以前、“赤い悪魔”の愛称で知られる同クラブが、今季すでに久保を複数回視察したとも報じていた。

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Express紙は「以前の契約の解除金は約5200万ポンド(約93億6000万円)と報じられていた。ソシエダは新契約でその額を上げているだろう。夏のユナイテッド移籍の可能性が完全になくなったというわけではないが、獲得できるとしても高額になるのはほぼ確実だ」と伝えている。

「ユナイテッドが夏に正式なオファーを出し、関心を確かなものとし、クボをオールド・トラフォードに連れてくることができるのかは分からない。だが、イマノル・アルグアシル監督の下、現在のスペインで最高の若手FWのひとりとして頭角を現しているなか、ソシエダを離れるにはそれだけの説得力が必要となることは明らかだ」

もちろん、移籍市場において絶対の二文字はない。契約延長でソシエダが十分な移籍金を得られるようになったなか、ビッグクラブからの巨額オファーが届けば、夏に久保が新天地へ向かう可能性もゼロではないだろう。ただ、少なくとも現時点で英メディアは悲観的なようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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