【静岡市駿河区】海辺に帰る場所ができました。「家康食堂」

久能山東照宮 参拝のあとに

徳川家康公をお祀りする最初の神社、久能山東照宮。表参道からお参りするルートでは1,159段の石段を登ります。無事お参りしたあとの身体は疲れ果て、休みたい、座りたい、お腹すいた・・・。

出典:リビング静岡Web

そんな腹ペコの私の目に飛び込んだ黄色い暖簾。

場所は久能山東照宮表参道の石段を降り、鳥居をくぐって2つ目の角を東側に曲がると海側にお店が見えてきます。

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和食も洋食もあり、お値段もリーズナブルのようです。「家康食堂」という名前の強そうなイメージとは裏腹に、入りやすそうな雰囲気とカジュアルな食事メニュー!さっそく入ってみました。

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古民家をリノベーションした店内

店内は「おばあちゃんの家」に来たような懐かしい雰囲気。店主さんのお祖母さまが住んでいた築80数年の家をお店仕様にリノベーションしたそうです。

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まるで実家に帰ってきたような安心感があり、つい寛いでしまいます。奥に飾ってあるのは、お祖母様の着物をほどいて作った手作りのタペストリーだそうです。

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お座敷とテーブル席があり、窓からは海を眺めることができます。

メニュー

メニューは時期や仕入れの状況により変わることがあります。またメニューになくても作ってくれる料理もあるそうで、お店の方と会話しながら注文してみてください。土日祝日や平日は関係なく統一のメニューだそうです。

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さっそく腹ごしらえ

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駿河湾の釜揚げしらすと桜えびが、ほかほかごはんにのっかっています。黒はんぺんのフライもついていて、静岡名物がてんこ盛り。

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こちらはからあげカレー。トッピングは変わることがあるみたいなので要確認!大盛りに盛られたポークカレーが食欲をそそります。

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こちらは家康ぞうに。中身は餅、京菜、かつお節。このお店のある地域では、お雑煮とは、お餅が貴重だった時代にお餅そのものを楽しむための食べ物だったそうです。だから具もシンプル。胃にも優しい。家康公も食されていたとか(諸説あるそうです)。

こちらはお餅がなくなり次第終了のメニューです。

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メニューにはありませんでしたが、焼き鯖があるとのことだったので、焼き鯖定食を作ってもらいました。お味噌汁、高野豆腐、大根の漬物、佃煮どれも手作りのあたたかみがあり、美味しくて身体に優しくしみわたります。

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お店は11:30~17:00まで開いています。デザートにおしるこを注文。手作りの温かいお汁粉にますます身体がほっと安らぎます。定食にもついていましたが大根の漬物が美味しかったです。甘いお汁粉のアクセントになってまた美味でした。

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外国からの観光客も多いのでしょうか。英語での注意書きが。女性オーナーさんが一人で切り盛りしているため、混雑時は大忙し。お食事のあとは食器をキッチンまで運びましょう。

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お店は2022年1月オープン。明るい元気なママさんがお店を切り盛りされています。お店の居心地の良さはママさんの人柄からでしょうか。徳川家康公も見守ってくれているのかもしれません。近所の方々も気軽にお茶したり訪ねてきたり憩いの場になっているようです。お昼時はとても混雑しますので、時間をずらして訪れることをおすすめします。

家康食堂

住所:静岡市駿河区根古屋40

TEL:080-3613-2605

定休日:水曜日(祝日の場合は翌水曜日)

営業時間:11:30~17:00

Instagram: https://www.instagram.com/ieyasu_shokudo/

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