橿原市 多世代交流サッカー大会

サッカーを通じて世代間の交流を図る催しが、12日、橿原市内で開かれました。

橿原市サッカー協会が主催したこの催しは、幅広い世代の人たちに、コミュニケーションを取りながらサッカーの楽しさや素晴らしさを感じてもらおうと、2023年に続いて行われました。小学生からシニアまでの世代が混成チームを組んで対戦する試合では、スピードで勝る若い世代と、ゲームの組み立てに秀でたベテランの世代が混ざり合い、同じ年代のメンバーと行う普段の試合とは違う雰囲気です。

試合の感想は?

「(大人は)強かったです。体がでかかったり、ドリブルが細かかったりしました。」

「ドリブルが得意な子とか(走りが)速かった子とか、いろんな人がいて楽しかったです。」

「子どもについていくのが精いっぱいでした。足が痛くて明日仕事を休もうかと迷っています。」

12日はこのほか、市内の社会人チーム飛鳥フットボールクラブの選手が会場を訪れ、ドリブルやシュートなど、サッカーの基本動作をアドバイスしながら楽しくふれあいました。また、市と連携協定を結ぶ県立医大など、様々な団体が協力してスポーツ検診も行われました。ひざの様子をチェックするエコー検査や身体機能の測定などを通じて、小学生年代の選手に自分の体の状態を知り、日常的にケアを行ってコンディションを整える意識を高めてもらう狙いです。

橿原市サッカー協会 会長・垣内 輝久さん

「いい体づくりができるかということも含めて、医学の面からもサポートしていただく(催しです)。せっかく小学生から始めたサッカーを途中で辞めてしまうことがないように、お父さん世代、おじいちゃん世代になってもボールを蹴ってもらえる環境づくりができたら一番いいのかなと思います。」

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