「ハモネプ」初の生放送! 4年ぶりに学生限定解除で予選を勝ち抜いた12組が激突

フジテレビ系では、3月2日に土曜プレミアム「全国ハモネプ大リーグ」(午後9:00)を生放送。楽器を使わず声だけでハーモニーを奏で、アカペラ日本一を競う青春アカペラ甲子園が開幕する。

ネプチューン(名倉潤、原田泰造、堀内健)がMCを務めた、フジテレビのバラエティー「力の限りゴーゴゴー!!」(1999~2002年)の人気企画から始まった「ハモネプ」。今回は、番組始まって以来、初の試みとなる生放送で、出場者も4年ぶりに学生限定を解除した。プロアマ問わず、年齢制限もなしということで、子どもから社会人まで、400組以上の応募があった。その中から、見事予選を勝ち抜いて駒を進めた12グループが、日本一を目指してフジテレビ本社・球体展望室に設立された特別ステージの舞台で本番に挑む。

過去に優勝したグループも出場しており、どんな曲でも優雅なワルツへとアレンジする「夜にワルツ」(22年春優勝)や、アカペラ強豪校・立命館大学発のグループ「バリバリ」(22年冬優勝)が出場を決めた。さらに、09年王者の「バンビークルー」がレベルアップして帰ってくるほか、3大会連続ファイナリストの多国籍メンバーが集結したグループ「エイトロー」や、「バリバリ」の後輩である立命館大学の新星「リメンバー」、ボイパのプロフェッショナル率いる「くじらの逆襲」、3000人のボーカルコンテストNo.1に輝いたボーカル率いる社会人グループ「トコハル」、SNS総再生回数・2億回超えで注目を集める「ジェッツ」など、実力派グループも集結。

そして、大正時代がコンセプトの和風アカペラ「ハイカラ使節団」や、声優界の若手が集まった「うたごえはミルフィーユ」、アカペラアジア大会王者で韓国アカペラの実力グループ「ナリン」らの姿も。

また、「M-1グランプリ2022」ファイナリストのヨネダ2000の愛が率いる「ドルフィンズ」も登場する。東京・神保町よしもと漫才劇場で集めた、定点計画・三部高德と加藤みゆう、まんぷくユナイテッド・松下遼太郎、9番街レトロ・京極風斗、鈴木ジェロニモら、6人によって結成された芸人集団だ。

MCはネプチューン、進行はチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)と井上清華アナウンサーが担当する。

「ハモネプ」の新たなチャレンジについて、ネプチューン・名倉は「『ハモネプ』は、本当に緊張する場所なんですよね。それが生放送になるともっと“失敗できない”という気持ちが先にきてしまうと思うので、今までとは違う緊張感があると思います」とコメント。原田も「当日は生放送なので、スタッフから『巻いて巻いて』と言われるんだろうなと思っています。そうなるとやっぱり巻くしかないよね(笑)。でも、みんな緊張してると思うので、限られた時間の中で出場者の方たちの話をいっぱい聞いて、リラックスしてもらえるようにMCを務めたいと思います」と意気込む。堀内は「応募動画を少しだけ見せてもらったんですけど、それを見ただけでもすごくレベルが高くて、びっくりしました。今回の放送は絶対に見逃せない『ハモネプ』になると思うので、ぜひ見てほしいです!」とメッセージを寄せた。

チョコレートプラネット・長田は「今まで放送していた“大学”という枠組みを取っ払っての、プロアマ・年齢問わずなので、キャリアを積んでいるグループはどういった技術で攻めてくるのか、それとも若手のグループはどんなパワーで突き進むのか…。そういうところのぶつかり合いも見られると思うので、そこも見どころになってくると思います」、松尾は「僕らもガチガチになっていると思うので…もし滑っても勘弁してほしいです(笑)。あとは、芸人集団のドルフィンズが出るみたいですが、どこまでできるのか…。遊びで出ているのか、本気なのか、ここはより一層厳しくチェックしていきたいですね(笑)」と、芸人集団「ドルフィンズ」が気になっている様子。

生放送という大舞台でぶつかり合う、出場者たちのハイレベルな戦い。「ハモネプ」の新たな歴史の1ページが刻まれる。

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