エソテリック「名盤復刻シリーズ」アナログ盤にカラヤン指揮『ドヴォルザーク:交響曲第8番』など発売

エソテリックは、同社「名盤復刻シリーズ」から、カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団『ドヴォルザーク:交響曲第8番』などアナログレコード2作品を2024年5月18日に発売する。価格はいずれも6,600円(税込)。完全限定生産となり、エソテリック特約店にて取り扱う。

■『ドヴォルザーク:交響曲第8番』(ESLD-10005)

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

■『ブラームス ヴァイオリン協奏曲』(ESLW-10006)

ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団

「エソテリック・マスタリング・センター」にてマスタリングを行ったアナログレコードの第3弾。入念に調整したエソテリックの最高級機材を用いて、オリジナルマスターからアナログレコード専用のマスタリングを行っている。

アナログ・カッティングはミキサーズラボ社が手掛け、カッティングマシンには国内で2台しか稼働していないノイマン製「VMS80」を使用。また特別に「Esoteric Mastering」の機材をカッティングルームに持ち込み、ノイマン製カッティングコンソール「SP79C」にダイレクトに接続してアナログ・カッティング用マスターを送り出している。

ラインナップのうち、『ドヴォルザーク:交響曲第8番』は1961年にウィーン・ゾフィエンザールで録音されたもの。名プロデューサー、ジョン・カルショーとのコラボレーションのもとで進められたデッカへの録音の中でも、特に充実した演奏と評価が高い作品を復刻した。

『ブラームス ヴァイオリン協奏曲』は、1969年クリーヴランド・セヴェランス・ホールでの録音。20世紀を代表するヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ晩年の演奏と、ジョージ・セルが指揮するクリーヴランド管弦楽団の緻密なオーケストラを収めている。

© 株式会社 音元出版