息子がバレンタインチョコをもらったら 母親の心境を調査 「嫉妬」「喜び」 期待度は30%

もうすぐバレンタインデー。最近は友チョコのやりとりなども多いが、やはり「女性が男性に愛の告白としてチョコを贈る日」という意味合いもまだまだ薄れていない。また、母親からチョコをもらった思い出のある男性も多いのではないだろうか。今回、全国の息子を持つ母親200人にバレンタインに関するアンケート調査を「カジナビ」が実施。母親の立場での思いが浮き彫りになった。

調査対象は息子を持つ20~60代以上の母親200人。2024年1月30日~2月5日に実施した。

バレンタインデーに息子にチョコもしくはプレゼントをあげたことがある母親は89.0%。たとえ義理チョコでも1つももらえなかったらかわいそうという気持ちや、少しでも喜んでほしいという気持ちが背景にあるとみられる。また、夫だけに渡すのではなく息子にも、という流れもあるようだ。

一方であげない派ではまた、「あげる理由がない」といったコメントも。バレンタイン戦略に乗せられないクールな考えの母親も一定数いることが改めて分かる結果となった。

息子にバレンタインチョコをあげたことがある

「息子がいつからいつまでバレンタインチョコをもらっていたのか」という問いでは、「小学生まで」の期間が多かったが、「もらっていない」も71人と“多数派”に。近年は若者の恋愛離れや婚姻率の低下が度々問題になっており、「草食系男子」「絶食男子」などの言葉も取りざたされるようになったが、女性側の心境の変化も見える形となった。

息子がバレンタインチョコをもらったことがある母親は、「うれしい」というコメントが多かったが、中学生以降では「悲しくもあり」「複雑」「寂しい」というコメントも見られた。「どのような女の人にもらっているのか気になり嫉妬した」という母親がいる一方で“もらってない組”の母親は「女の子にもてるテクニックを教えようかと思いました」「あきらめの気持ち。別にモテなくていい」と達観していた。

異性からいつまでバレンタインをもらってた?

息子がバレンタインで異性からチョコをもらうことを期待している母親は30.0%。「期待していない」の41.5%を大きく下回った。期待すらされない息子は少々残念だが、バレンタインの形態の変化も含め、母親は現実をドライに見ている。

(よろず~ニュース編集部)

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