河井元法相 買収事件 元・広島市議 控訴審で「無罪」主張 

2019年7月の参院選を巡る買収事件の1審で有罪判決を受けた元・広島市議の控訴審が始まり、弁護側は改めて「無罪」を主張しました。藤田博之被告は2019年の参院選を巡り、河井克行元法務大臣から選挙運動の報酬と認識しながら現金70万円を受け取ったとして、「罰金40万円追徴金70万円」の有罪判決を受けています。藤田被告は、これを事実誤認として控訴しました。2024年2月13日、広島高裁であった控訴審の初公判で、弁護側は「現金は陣中見舞いと当選祝いで、選挙運動の報酬ではない」と無罪を主張。更に「検察の供述誘導ともとれる違法な司法取引があった」としました。これに対して検察側は、控訴棄却を求めました。判決は、2024年4月16日に言い渡されます。

【2024年2月13日 放送】

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