◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前情報◇リビエラCC（カリフォルニア州）◇7322yd（パー71）
タイガー・ウッズは頻繁にギアを替える選手ではないが、今週の「ザ・ジェネシス招待」ではブリヂストンの2024年モデルの新ボール「ツアーB X」を投入する見込みだ。
ウッズはブリヂストンを通じて「僕は常にティショットでの飛距離と、グリーン周りでのコントロールを求めている。それが“聖杯”ともいうべき究極の目標であり、新しいツアーB Xで達成したことなんだ」とコメント。
同社によると、ウッズがこの新ボールを大会で使用するのは今週が初めてとなる。2022年12月の「ザ・マッチ」で同社の「ツアーB XS」から「ツアーB X」にスイッチ。「XS」はよりソフトでスピン量の多いモデルで、アイアンショットを曲げやすく、グリーン周りでの汎用性に優れていることから好みとマッチしていたが、「X」でティショットの飛距離が10ydほど伸びたため変更を決断した。今度は16日（金）に一般発売される「X」の最新モデルに乗り換えようとしている。
最新モデルは、よりソフトなカバーが採用され、中間層が加わった。Golf.comによると、ウッズは自宅での試打を経て、ベストな選択であると判断したようだ。ブリヂストンはスイングスピードが時速105マイル超で、飛距離アップを望んでいるプレーヤー向けのボールと位置付けた。
ウッズは「僕はいつもボールをフィットさせること、そして“させ続けること”の重要性を説いてきた。ブリヂストンは新しい『X』で再び僕にボールをフィットさせてくれた。ティショットでの弾きが少し良くなっていて、グリーン周りで必要なコントロール性能が備わっているんだ」としている。
（協力/ GolfWRX, PGATOUR.com）
