愛知県教育委員会は15年間金品の授受なし 名古屋市の金品授受問題受け調査

テレビ愛知

名古屋市教育委員会が教員団体から金品を受け取っていた問題を受け、愛知県の大村秀章知事は調査の結果、県の教育委員会では過去15年間、金品の授受は行われていなかったと話しました。

大村秀章愛知県知事:
「公正さが求められる行政において、特に教育の行政において金券等がある意味上納されていた。正直驚きしかありません」

13日の定例会見で大村知事は、愛知県教育委員会では過去15年にさかのぼり、金品の受け取りはなかったと話しました。愛知県教育委員会が、歴代の人事担当者にヒアリングしたということです。名古屋市教育委員会が校長推薦の人事に絡んで教員の団体から金品を受け取っていた問題では、年に200万円以上金品が動いていたと見られています。

名古屋市の河村市長はこの問題について、第三者を交えた調査チームをつくる考えです。これについて大村知事は

大村知事:
「速やかな把握を望みたい。どういうふうに対処されるか、処分権者の名古屋市教育委員会等の対応を待ちたい」

愛知県は、県内の市町村教育委員会についても実態を把握していくとしています。

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