150年以上の歴史ある神社 社殿が全焼 福山市曙町

2024年2月12日夜、福山市内で全焼したのは150年以上の歴史のある神社の社殿で、住民たちは「再建したい」と早速検討をはじめました。火事から一夜。福山市曙町の塩崎神社では2月13日、警察と消防による実況見分が行われました。神社は長年、地域に親しまれ、住民たちは落胆を隠せません。

■付近の住民

「そりゃ悲しい。こどものころから境内であそんだから。せっかくのお参りができる場所ができてありがたいと感謝していたのになぜこのようなことが起きたのか。車を変える度にここでお祓いしてもらったのでやっぱりショックです」

現場は、JR福山駅から南東へおよそ4キロの住宅地。出火したのは2月12日午後9時前。神社の社殿約134平方メートルを全焼し、火は1時間後に消し止められました。警察は特に激しく燃えていた拝殿が火元とみて詳しい出火原因を調べています。

■付近の住民

「煙が覆っている感じ。(神社全体を火が)この地区の大切にしている神社なので悲しい」

150年以上の歴史があり、地域の安泰と家内安全を祈願する氏神を祀る塩崎神社。2月13日午後、住民の代表者が集まり、再建へ向け、委員会の立ち上げを検討することにしました。

■付近の住民

「そりゃ再建はしないとみんなの力を合わせて塩崎神社を盛り上げていかないといけない再建へ向け頑張っていきたい」

【2024年2月13日放送】

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