時速125キロで運転し対向車の男性に大けがをさせた男 危険運転致傷罪で起訴【高知】

法定速度を大幅に上回る時速125キロで運転し、対向車の男性に大けがを負わせたとして、32歳の男が危険運転致傷の罪で起訴されました。

危険運転致傷の罪で起訴されたのは、高知市一宮西町の会社員・佐藤優太被告(32歳)です。起訴状などによりますと佐藤被告は去年1月午後11時すぎ、高知市一宮西町の県道北本町領石線で法定速度40キロの道路を時速125キロで運転し、カーブに沿って進めず左側の縁石に衝突させた後、対向車線上に暴走させ、正面から来た南国市の30代男性が運転する車と衝突。男性に右半身まひの後遺症を伴う外傷性脳内出血などの傷害を負わせたということです。

高知地検は去年12月26日、高速度で車を制御することが困難になったことや当時の状況など総合的に判断し、危険運転致傷罪の要件に該当すると判断しました。県警によりますと、高速度の運転による危険運転致傷罪の適用は県内で初めてだということです。

© RKC高知放送