高知県内の私立中学・高校の女子運動部監督 複数部員にセクハラ行為【高知】

高知県内の私立中学・高校の非常勤職員で女子運動部の監督を務める40代の男性が、複数の部員にセクハラ行為を行っていたことが分かりました。

部員にセクハラ行為を行っていたのは、県内の私立中学・高校の非常勤職員で女子運動部の40代の男性です。校長によりますと去年12月1日、匿名の投書で事態を把握。弁護士を通じて希望する生徒から聞き取りし保護者会を開くなどして対応に当たりました。

学校が弁護士から受けた報告によりますと、生徒は監督から2人きりで行為を受け「きわどいところを触られた」「お尻などをマッサージされた」と証言したということです。

一方、監督は学校の聞き取りに対し生徒の疲労回復やけがの予防などのためだったとわいせつ目的を否定しています。

学校は不快な思いをしている生徒がいることからセクハラを認定しましたが、監督が部活動で好成績を残してきたなどとして懲戒処分はせず、監督を出勤停止とし2023年度限りの契約満了としています。

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