東京の総合商社 農業参入で高知県・南国市と協定結ぶ【高知】

地域農業の発展を目指し、高知県と南国市は2月13日に東京の総合商社と農業参入に関する進出協定を結びました。

高知県、南国市と農業参入に関する進出協定を結んだのは、東京の総合商社・双日です。13日、尾藤雅彰取締役など双日の関係者と濵田知事、南国市の平山耕三市長が締結式に臨み、協定書に署名しました。

双日では、環境に配慮した国産野菜の持続的かつ安定的な供給や地域農業の発展に向け、全国各地で取り組みを進めています。その一環として、国内の消費量が多いタマネギの通年供給を目指していて、南国市で進む国の圃場整備事業を契機に国産タマネギの大規模産地化に取り組むため、協定を結ぶ運びとなりました。

この協定により、双日は地域の生産者と連携し産地の形成を行うほか、流通・販売などの役割を担います。一方、県と南国市は営農指導などの支援を行うことになります。

濵田知事は「県として様々な形で取り組みをサポートし、農業振興・産業振興に今後とも力添えをしてほしい」と期待感を述べていました。

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