まもなく高知龍馬マラソン 初めて親子で挑戦するランナー・先導する白バイ隊員に注目【高知】

2月18日のスタートまであと5日となった高知龍馬マラソン。ランナーの意気込みや大会を支える人たちをシリーズでお伝えしていきます。

今回は親子2人で走る家族ランナー、そして先導する白バイ隊にスポットをあてます。

高知龍馬マラソンまで約1週間のこの日、鏡川沿いを颯爽と走るランナーの姿がありました。今年出場する濱田さん親子。娘の良々さんは現在18歳。フルマラソンに参加できる年齢を迎えたため、今回初めて親子で挑戦します。

1月上旬から練習を始め、毎朝一緒に走ることが今の日課です。父・良一さんは、舗装されていない山道を走るトレイルランを得意とし、龍馬脱藩トレイルレースを中心に高知県内外のトレイルマラソンに出場しています。高知龍馬マラソンには、第2回大会からほぼ毎年出場しているランナーです。

そして今年一緒に走る娘の良々さん。18歳の高校3年生でスポーツの経験は、中学3年間でやっていたバレーボールのみ。フルマラソンを走るのは、今回が初の試みです。

父との挑戦を思い出に残したい、良々さんはその一心で苦しい練習の日々に向き合います。

親子二人三脚で臨む、今年の高知龍馬マラソン。2人にとって思い出に残る挑戦となるよう、本番当日は楽しみながらゴールを目指します。

トップランナーの前を走行し、安全な大会の進行を支えるのが高知県警本部・交通機動隊の白バイです。

今回担当するのが交通機動隊5年目の山本雪乃巡査長(25歳)と2年目の市川愛華巡査長(27歳)。2人は前回大会でも高知龍馬マラソンの先導を任されていて、2年連続の大役を務めます。今回も女性が先導する際に着用する印象的な赤い制服に身を包み大会を支えます。

県警の女性白バイ隊員としては山本巡査長が5人目、市川巡査長が6人目です。山本巡査長は父親も警察官。中学生の頃から警察官を目指し、高知龍馬マラソンを先導する白バイ隊員に憧れていたそうです。今回2年連続の大役となり、今年は緊張感に加え楽しみたいと話します。

一方、市川巡査長は前回大会では白バイ歴1年目で先導を任されていて、2年目で2回目のキャリアとなりました。今年も山本巡査長と一緒に担当できることに喜びを感じています。

この日、県警交通機動隊に高知商業高校2年生が職場体験に訪れました。2人は取り締まり業務や訓練に加えて、こうした職場体験などの対応業務もこなします。

白バイ隊員の業務について説明した後、約300キロある白バイにまたがり華麗な運転を披露。2人は去年10月に行われた白バイの全国大会に出場した実力者で、男性隊員にも引けを取らない運転技術を持っています。ランナーの走りを支える白バイ隊員にも注目です。

9000人の龍馬が早春の土佐路を駆け抜ける高知龍馬マラソン2024は、2月18日午前9時スタート。高知放送では大会の模様をテレビとラジオで生中継します。

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