4病院再編関連費含む新年度一般会計当初予算案を提出 宮城県議会

宮城県議会の2月定例会が13日に開会し、仙台医療圏の4病院再編の関連費26億円を計上した新年度一般会計当初予算案が提出されました。

13日に開会した県議会定例会には、新年度当初予算案を含む45議案が提出されました。

このうち総額1兆238億円余りの一般会計予算案には、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合した新病院の整備費の一部として26億円の基金への積み立てが計上されました。仙台医療圏の4病院の再編に関わる議案が議会に提出されるのは初めてです。

村井知事「関係者の皆様のご意見を丁寧に伺いながら、具体的な診療科や人員体制などについて協議を進め、県民の皆様に適切な医療を持続的に提供できる体制構築に努めてまいります」

予算案にはこのほか、大衡村に建設が予定される半導体工場の従業員の生活支援費なども盛り込まれました。

県議会は20日に代表質問が行われます。

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