松下由樹、エネルギーあふれる先輩と共演の『お終活』続編に喜び トークイベントに登場

映画『お終活 再春!人生ラプソディ』トークイベントに登壇した松下由樹

女優の松下由樹が10日、東京都調布市で行われた映画『お終活 再春!人生ラプソディ』(5月31日公開)のトークイベントに、共演の水野勝、脚本・監督の香月秀之、プロデューサーの川田亮と登壇。同作の先行特別上映も行われた。

本作は、「人生百年時代」を迎え、人生を謳歌するための新しい「お終活」を提唱し、シニア世代に笑顔と勇気を与えた前作『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』がパワーアップしたシリーズ第2弾。

松下は、「前作で『終活』のイメージが一気に変わりました。葬祭ディレクターという役柄なので、前作で葬儀社の方から色々お話を聞いて勉強しました。葬儀社って自分の中でちょっと遠い世界というイメージだったんですけど、人生に寄り添ってくれる存在なんだなと思いました」と語り、「(自身が演じる)桃井は堅苦しくなく、ラフな感じの人で、『愛が大切!』という感じの人です。劇中の高畑さんのシャンソンが素敵で、本当に感動しました」と本作をアピール。

続編が決まったことに、「2作目のお話が来たときはぜひ、引き続きやりたいと思っていましたし、またエネルギーあふれる先輩がたとも、水野くんにもまた会えると思ってうれしかったです」と喜びを語った。

水野も出演について、「香月監督の現場って早くて。夜の8時には終わるので、撮影中も疲弊していかない環境なので、笑顔でポジティブに作品に挑める環境なのでうれしかったですし、終活する世代にとってわれわれ世代は孫とかになるんですが、そうやって関わることはとても大事なことだと思う。だから家族がどこかに行きたいといったら応援するし、一緒にいられる時間をつくるとか、そういう意味で僕も理解が深まりました」と充実感をにじませた。

また、香月監督は本作が製作されたいきさつについて、「一作目はコロナと重なって、ある意味運がない映画だなと思っていました。しかし映画が終わってから、非劇場上映という映画館がないところで映画を見せる団体があって。そこで1作目の映画が1位になって。映画館に来る人より多く観てもらえたんです。そこでパート2をやった方がいいんじゃないということになった」と明らかに。

早くも続編の構想もできあがっているとのことで、「『男はつらいよ』みたいなシリーズにしてくださいと言われています。今回は第1作で水野くんと剛力(彩芽)ちゃんが出会ってから1年後。今回の映画は結納のシーンから始まるんです。だから3作目は結婚のシーンからはじまるんです。そして4作目は子どもが生まれるところから始まる。僕の頭の中ではそういう風なイメージができています。『男はつらいよ』のさくらみたいな夫婦になったらいいなと思っています」と構想を語った。

映画『お終活 再春!人生ラプソディ』は、5月31日より全国公開。

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