休日に県外で交通事故起こし罰金命令 愛媛の県立学校勤務40代女性教諭を処分

愛媛県教育委員会は13日、2023年2月に広島県内で交通事故を起こし、対向車の運転手ら3人にけがを負わせた女性教諭を、減給の懲戒処分にしたと発表しました。

県教育委員会によりますと、懲戒処分を受けたのは県立学校に勤務する40代の女性教諭で、2023年2月25日午後3時ごろ、私用で出掛けていた広島県三原市内で、自家用車で走行中にスリップし、対向車と正面衝突する事故を起こしました。

この事故で、対向車に乗っていた3人が、骨折や頸椎捻挫などのけがを負いました。当日は雨の影響で路面が濡れていたということです。女性教諭にけがはありませんでした。

女性教諭は過失運転致傷の罪で略式起訴され、2024年1月4日付けで、尾道簡裁から罰金65万円の略式命令を受け、即日納付したということです。

教育委員会の聞き取りに対し「制限速度30キロの道路を時速50キロ程度で走行していてブレーキ操作を誤った」「被害者に対して非常に申し訳ない気持ち」という趣旨の話をしているということです。

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