カフェドロームはこんなお店
世界遺産「富岡製糸場」から東に50ｍ進んだところにある古民家カフェ。明治8年に建築された建物をリノベーションし2008年にオープンしました。当時は製糸場関係者も利用したといわれています。
ここでしか味わえない空間や味がコンセプトで、原材料はなるべく群馬県産のものを使っているとのこと。店名は富岡製糸場のフランス人技術指導者・ポール・ブリュナの出身地『ドローム県』を由来につけられました。
こだわりのコーヒーと味噌スイーツが人気で、当時を思わせるレトロな内装も必見。スラっとして笑顔が素敵な店主の吉澤さんが出迎えてくれる心温まるお店です！
当時の文化や歴史を感じる店内
「富岡製糸場にならい、富岡市に来る観光客の方の印象に残るものであってほしいし、喜んでももらいたい。『富岡ならでは』を提供したい！」という店主の想いから、インテリアはフランスのアンティーク小物を自ら買い付け、当時を再現。ポール・ブリュナの出身地フランスのドローム県を中心に買い付けへ行ったそうです。郵送した物もありますがキャリーケースに入るだけ入れてここまで持ち帰ってきたという貴重なものばかり！
テーブルや椅子もレトロで座り心地最高！2階は土壁やハリを残し、当時の富岡市の写真も飾ってあり「その頃」の様子を感じることができます。（この日は工事が入っていたため2階の撮影はできませんでした。カフェドロームのホームページに写真が掲載されています。）
こだわりいっぱい！コーヒーとスイーツ
コーヒーはスペシャルティコーヒー。
「常に今日が一番おいしくなるように、抽出時間や豆の粗さ量などを調整しています。偏った味ではなく誰が飲んでもおいしいと感じられるように味覚チェックは欠かしません。」と話してくれた店主、実はコーヒーが飲めなかったと聞いてビックリ！そこからから提供するまでの努力や想いを知ると、またさらにおいしさが増しますね。
そしてカフェといえばスイーツも大事！
ということでスペシャルティコーヒーと一緒にいただきたいのは味噌を使った人気№1スイーツ「そこがみそ」
「え？味噌？スイーツに？」そう思うでしょうが、実はめちゃくちゃ合うんです！群馬県では味噌がよく食べられていた歴史があるのですが（もちろん今も）、みそパンや、やきまんじゅうはその代表で私も大好き。そんな群馬県民溺愛の味噌に着目してできたのがこのプリンです。
表面は軽くブリュレされていて香ばしく、中はトロトロ。底のカラメルソースに味噌が入っていて後味にほんのり感じます。底に味噌・・・そう！「そ こ が み そ」なんです！味噌は主張しすぎないので食べやすいですよ。
プリンはドリンクとセットで1,000円(プリン単品は600円)。コーヒー以外にも富岡市の桑の葉を使ったオリジナルハーブティーなどもあります。ハーブティーはティーバッグの販売もしていてお土産にもおすすめ。
期間限定メニューもあるので、インスタグラムをぜひチェックしてみてくださいね！
ベビーカーもOK！幅広い利用客
最近は大学生などの若い世代の方も増えてきて、老若男女様々な方が来店しています。その他にはバスツアーのグループや、年に何度か外国人観光客のツアーも受け入れているそう。（事前予約制）
入口にはスロープがあるのであるのでベビーカーや車いすもそのまま入店可能ですが、お手洗いに向かう際に段差があるので注意が必要です。
英語のメニューはまだ無いですが翻訳アプリなどを使って応対してくれます。（日常会話なら英語もＯＫ）ヴィーガンについては現在、コーヒーやハーブティーなどのドリンクのみ。テイクアウトのドリンクはマイボトル持参で20円引きとなりますよ。
富岡市を楽しんで！
富岡製糸場から東に50ｍ、上州富岡駅からは徒歩約10分のところにある、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせる『カフェドローム』。富岡製糸場の見学の後、おいしいコーヒーとスイーツをいただきながら当時の歴史や文化を感じてみてはいかがでしょうか？
「富岡市に来る方に楽しんでもらいたい。毎週いろいろなイベントがあるので遊びに来てほしい！」
と店主の吉澤さんが話してくれました。付近は他にもたくさんお店があり、レトロな街並みは歩くだけでも楽しいですよ！
※週末のイベント情報は下記URLをご覧ください。
カフェドローム基本情報
住所：群馬県富岡市富岡51-4
TEL：0274-67-1123
営業時間：平日11:00～16:00 /土日祝11:00～17:00
定休日：木曜日（祝日の場合は営業）
アクセス：富岡製糸場から東に50ｍ
上州富岡駅から徒歩10分
支払方法：クレジットカード、ペイペイ、各種交通系ICが利用可能
Instagram：https://www.instagram.com/cafe_drome/
