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平安時代の公家文化にルーツを持つ伝統的な衣装について学ぶ講座が13日、米沢市の米沢女子短期大で開かれた。学生が実際に十二単(ひとえ)などを身にまとい、当時の人々の生活に思いをはせた。
公家・武家社会の政治や儀式、慣習などを学ぶ「有職故実(ゆうそくこじつ)」の講義の一環で、1、2年生約40人が受講した。学習院大史料館EF共同研究員で米短非常勤講師の田中潤さん(45)が、十二単、束帯(そくたい)、狩衣(かりぎぬ)といった装束の意味合いや構造、歴史的な変遷を解説した。
「十二単は座ることを想定したつくりになっている」との説明を受け、立っている時と座っている時の着心地を比較した。十二単を着た国語国文学科1年の田口果穂さん(19)は「古典が好きで当時の衣装を着てみたいと思っていた」と話していた。
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