逗子市予算案 4年連続で過去最大、東逗子駅前の複合施設整備など盛り込む

逗子市役所(資料写真)

 神奈川県逗子市は13日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4.3%増の229億8600万円で4年連続過去最大となった。

 歳入は定額減税の影響から市税収入が同2%減の92億円。ただ、個人市民税はその影響を除いた実質分で8700万円増となり、堅調に推移すると見込んだ。市債は同4.1%増の15億8600万円で、臨時財政対策債や学校教育施設整備、じんかい処理施設整備などに充てる。自治体の貯金と呼ばれる財政調整基金は9億9千万円を取り崩す。

 歳出は教育費が久木小学校体育館建て替え事業などで同21.2%増。総務費はJR東逗子駅前複合施設整備事業などで同13.3%増、民生費は障害児支援事業などで同2.2%増となった。

【2024年度当初予算案】

一般会計  229億8600万円( 4.3%増)
特別会計  147億2100万円( 0.5%減)
企業会計   27億5300万円(13.5%減)
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総  額  404億6100万円( 1.1%増)
※100万円未満切り捨て
※カッコ内は2023年度当初比 

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