横須賀市予算案 一般会計は過去2番目の規模に、追浜駅前の再開発などで増

2024年度予算案について説明する上地市長=13日、横須賀市役所

 横須賀市は13日、総額3487億6500万円の2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4.9%増の1689億2000万円で過去2番目の規模となった。

 歳入は、市税が同1.9%増の597億5065万円。うち固定資産税は民間の大規模施設完成で9.6%増、法人市民税も企業の堅調な業績で同11.2%増を見込んだ。市債は公共施設照明のLED化などのため同5.4%増。貯金に当たる財政調整基金は55億円を取り崩した。

 歳出は、生活保護費の医療扶助増などで扶助費が同4.9%増、人件費も定年延長に伴う退職金支給の影響などで同8.7%増となった。普通建設事業費は、追浜駅前の再開発事業の進捗(しんちょく)などで同5.4%増となった。

【2024年度当初予算案】

一般会計 1689億2000万円( 4.9%増)
特別会計 1112億4100万円( 1.4%減)
企業会計  686億 400万円(27.2%増)
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総  額 3487億6500万円( 6.4%増)
※100万円未満切り捨て
※カッコ内は2023年度当初比

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