【インド】タタ自、2024年はEV3モデル投入[車両]

インドの自動車大手タタ・モーターズは、2024年に電気自動車(EV)3モデルを投入する計画だ。1月に発売したスポーツタイプ多目的車(SUV)「パンチ」のEVモデル「パンチEV」に加え、SUVの「カーブ(CURVV)」と「ハリアー」のEVモデルを年内に投入予定だという。

タタのシャイレシュ・チャンドラ・マネージングディレクター(乗用車・乗用車電動モビリティー部門)が2日、最新の決算説明会で明らかにした。

24年に投入するEVの2モデル目はカーブで、24年7~9月期の発売となる予定。カーブは新車種で、24年7~9月期に予定するEVモデルの発売の3~4カ月後に内燃機関(ICE)モデルの発売を予定する。ハリアーは、24年に投入するEVの3モデル目になる。

今年1月に発売したばかりのパンチEVについては、「非常に強い需要と予約を得ている」として、生産能力の増強を検討していることを明らかにした。

パンチEVの価格は109万9,000ルピー(約198万円)から。タタのEV専用プラットフォームである「acti.ve(アクティブ)」を採用した初の車種、バッテリー容量は25キロワット時(航続距離315キロメートル)と35キロワット時(同421キロ)の2種類から選べる。

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