【カンボジア】26年の就労者数、1020万人予想=労働省[経済]

カンボジア労働省は、2026年の同国の就労者数が1,020万人に達するとの見通しを示した。同国の人口は24年時点で約1,700万人と見込まれている。地元各紙(電子版)が伝えた。

労働省は9日に発行した報告書で、労働人口は24年に前年比で22万人、率にして2.3%増えると予想。26年にかけては平均で年率2.5%、年間23万5,000人ずつ増加すると見通した。

業種別では、観光・サービス業や建設、製造業、小売業などで求人が増えるとみられる。英語や中国語の能力なども求められていると報告した。

ヘン・スアー労相は8日、労働省の年次総会で、労働者の能力向上に向けて民間との提携を強化する方針を提示。労働者への技能研修を拡充する方針を示した。

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