［ワシントン １３日 ロイター］ - バイデン米大統領は１３日、ウクライナなどへの支援を盛り込んだ法案が上院を通過したことを受け、下院にも迅速に可決するよう呼びかけた。
バイデン大統領は声明で、隣国の領土を征服しようとする行為に対抗しなければ、「米国の国家安全保障に重大な影響が及ぶだろう」とし、超党派法案を成立させるために「下院が行動を起こし、法案を速やかに私に送付する時だ」と述べた。
米議会上院は１３日早朝、ウクライナ、イスラエル、台湾への支援を盛りこんだ９５３億４０００万ドルの法案を７０対２９の賛成多数で可決し、下院に送付された。
民主党上院トップのシューマー院内総務も、同法案が共和・民主双方の支持得て下院を通過すると確信していると述べた上で、下院指導部に対し、正しい行動を取り、採決を実施するよう促した。
