東京の離島・神津島ってどこにあるの?行き方とオススメのルートを徹底比較!

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神津島はどこにある?

神津島(こうづしま)は、東京の離島、伊豆諸島の1つ。東京飛行機なら45分と日本でもっとも水質の良い海水浴場のひとつにも数えられた前浜海岸をはじめ、花の百名山にも選ばれた天上山、さらには星空の世界遺産とも呼ばれる「星空保護区に」認定されるほど、美しい夜空…温泉に新鮮なお魚と、同じ東京都は思えない、豊かな自然とユニークな歴史文化が残る島には魅力的なスポットが目白押しです。

東京から船での行き方(大型船・ジェット船)

東京駅から2駅、羽田空港からモノレールでもアクセスできる浜松町駅から徒歩8分に東京の島へアクセスできる港、竹芝桟橋があります。東京を夜に出発し、翌朝神津島に到着する大型船”さるびあ丸”と東京を朝に出発するジェット船が就航しています。(*時期によりどちらかの船しか就航していない場合があります。)

【大型船:約10時間(東京・横浜)】

東京・竹芝桟橋を夜出発する大型船 さるびあ丸

船旅で旅気分を満喫したいなら、大型船がオススメです!夜景を楽しみながらゆっくりと非日常へと誘う船旅にワクワクが止まりません!波や風にも強く、就航率が高い!船内はピカピカでレストランや自販機、枕元にはコンセントもあるので安心です。2等から特等まで等級が選べます。料金は時期によって増減しますが、約2等和室7500円~です。お子様連れのご家族なら特1等席(4人部屋個室)、大人は特2等席がオススメです。

特2等席は2段ベット。カーテンで仕切られるのでカプセルホテルのようにプライベートが確保できます。

【ジェット船:約3時間半(東京)約2時間(熱海)】

*熱海からの便は繁忙期など時期により就航ルートが異なります。

高速ジェット船ならわずか3時間半で到着できます。比較的揺れも少なく、あっという間に到着します。料金は時期によって増減しますが、東京から神津島まで約12000円~、熱海から神津島まで約7500円〜です。熱海⇄神津島は約2時間なので、東京都内から出発日の移動をしてもトータルの移動時間、料金はさほど変わりません。また、特に繁忙期は熱海発着の方が比較的予約が取りやすい傾向にあります。
*熱海から神津島への便はハイシーズンのみ、大島で同日乗り換え可能など時期により就航時刻やルートが異なります。

※東海汽船の予約はこちら(https://www.tokaikisen.co.jp/)をチェックしてください。
※直前の予約や、インターネット予約が満席の場合は、電話での問い合わせをおすすめします。
お客様センター(受付時間 9:30~18:00) 03-5472-9999 or 0570-005710
For more information, please contact the Tokai Kisen publicity department.
E-MAIL : info-tkk@tokaikisen.co.jp

東京(調布)から飛行機での行き方

神津島まで空の便は、東京からは調布空港からのみ就航しています。羽田や成田空港発着の便はありませんのでご注意ください。

調布空港から神津島空港までの国内線は、「新中央航空」の便が利用できます。19人乗りのプロペラ機で、時期により異なりますが平均して1日に3便就航しています。
航空券の料金は18000円前後です。手荷物は5kgまで無料ですが、1kg超過するごとに350円の超過料金がかかります。海外からのお客様など大きなスーツケースは次の目的地へ送っておくと良いかもしれません。

移動時間は、わずか45分。天気が良ければ富士山や、江ノ島、途中の伊豆諸島を真下に眺めながら飛行するので、景色を楽しみながら移動できます。
※航空券の予約はこちら(https://www.central-air.co.jp/)をチェックしてください。

下田から船での行き方(カーフェリー)

伊豆半島への観光も考えているなら、下田からも船が出ています。下田からの船は車と一緒に乗ることができます。マイカーで神津島を旅行したい方にはオススメのルートです。ただし、潮の満ち引きによって車を乗せることができない日もありますので、必ず事前に電話で相談し、予約することが必要です。所要時間は、曜日によってルートが異なりますが、直行するルートだと約2時間です。

※新神汽船の詳細はこちら(https://shinshin-kisen.jp/)をチェックしてください。
予約はご乗船日の2ヶ月前の同日から。インターネットによる予約受付はなく、電話予約のみです。
神新汽船下田営業所 電話:0558-22-2626
東海汽船お客様センター 電話:03-5472-9999

よくある質問

Q.船や飛行機が欠航することはありますか?A.もちろん、あります。自然が豊かな土地なので、それだけ交通機関への影響力は大きく、晴雨だけではなく波やうねりの高さ、風の強さや風向き、霧など様々な天候条件に左右されます。旅程にはできるだけ余裕を持つと安心です。

Q.予約はいつから取れますか?A.船は出発日の2ヶ月前から、飛行機は出発日の1ヶ月前から予約が可能です。ハイシーズン(夏休み)やゴールデンウィーク(4月末から5月初めの日本の連休)は予約開始直後に売り切れる場合もあります。旅行の予定が決まったらすぐに船を予約しましょう。

Q.船はインターネットで簡単に予約できますか?A.インターネットで直接予約したり、空席情報を確認するには日本語で会員登録が必要です。英語でのインターネット予約は3営業日前までに予約のリクエストをする必要があり、基本的に即時確約はできません。出発日まで2週間以内ですぐに予約を確定したい場合や、他の島を経由してアイランドホッピングを希望する場合は、東海汽船へ直接電話する必要がありますので注意が必要です。ハイシーズンは事前予約が必須ですが、ハイシーズンを除けば、直接窓口へ行って予約をすることもできます。インターネット上で満席の場合でも、電話をすれば席が確保できる場合がよくあります。諦めずに電話してみる価値はあります。予約方法や船のことがよくわからないな…と思った時はとにかく東海汽船お客様センターへ電話しましょう。東海汽船によれば、電話でも英語対応可能とのことです。

お客様センター(受付時間 9:30~18:00) +81-3-5472-9999
E-MAIL : info-tkk@tokaikisen.co.jp
下田からの船は電話予約のみですのでご注意ください。

Q.船の運航状況はどこでわかりますか?A.日本語はインターネットサイト「運航状況」から確認できます。英語サイトから確認はできませんので、日本語サイトをブラウザ翻訳するか、お客様センターに電話する必要があります。東京発の大型船は出発日の17:00、ジェット船は出発日の6:00に就欠航の最終決定がされます。竹芝桟橋に向かう前に確認しておくと安心です。*ジェット船就欠航専用電話:03-3433-2101 (6:00~8:00)

Q.船と飛行機の条件付き就航とは、どういう意味ですか?A.条件付き就航とは、目的地に向けて出発はしますが、到着地の海況や天候状況によっては就航できず引き返す場合がある、という条件のことをいいます。

Q.船は大型船、ジェット船、下田フェリー全てが毎日就航しているのですか?Aいいえ、船のスケジュールによって変わります。下田フェリーは水曜日が運休日。就航ルートが曜日によって異なります。大型船、ジェット船の配船予定やルートは季節や曜日によって複雑に異なりますので就航スケジュールを確認しましょう。

島内の移動手段

海辺のサイクリングはとても爽快!

島内の移動手段は主に以下の種類があります。島は坂道が多く、季節によって運行予定が変動しますので、来島前に移動方法を確認しておくと安心です。

・村営バス
・徒歩
・レンタカー
・レンタサイクル
・レンタルバイク
・タクシー

船が着く港は2つあり、神津島港(前浜)か多幸湾(三浦港)のどちらにつくのかは当日の朝決定します。多幸湾や空港は村落から徒歩1時間かかります。宿に送迎サービスがあれば事前にお迎えをお願いしておくと良いでしょう。

レンタカー、タクシーは台数が少ないので事前の予約が必要です。レンタサイクルとレンタバイクは当日先着順での受付です。

村営バスは登山口や海水浴場、温泉などの主要な観光スポットを網羅していますが、ハイシーズンを除くと本数がとても少ないので注意が必要です。

併せて、これら全ての移動手段にはクレジットカードが使えないので現金を多めに持っていきましょう。

神津島の宿「みんなの別荘ファミリア」なら、港/空港までの送迎はもちろん、温泉送迎や、電動アシスト自転車のレンタルも可能です。小さなお子様連れの家族旅行や、自由気ままに移動したい一人旅のお客様にも好評です。

自分の旅行スタイルに合った交通手段を見つけましょう!

これまで紹介したように、東京や熱海、下田から神津島までの移動手段は船か飛行機です。

神津島行きは大型船、東京への帰りはジェット船か飛行機にするといつもとは違った旅を味わえて、神津島での滞在時間も長くなるのでオススメです!

自分の旅程や予算、旅のスタイルに合った移動手段を見つけて、楽しんでください。

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