14日(水)の天気 春本番のバレンタインデー 朝と昼の気温差に気を付けて 天気は西から下り坂へ

 きょう14日(水)の昼間は、きのう13日(火)よりも、さらに気温が高く、全国的に4月並みの陽気となる所が多い見込み。季節をチョコっとどころか、かなり先取りした暖かいバレンタインデーとなりそうだ。天気は西から下り坂で、九州の早い所では昼頃から雨が降り始め、夜遅くには、四国や、東北の日本海側でも、雨が降り出す所がある見込み。

春本番 花粉の飛散やなだれに注意

 朝から冷え込みが緩んでいる所が多く、昼間はさらに気温が上がって、最高気温は、札幌10℃、東北は太平洋側を中心に15℃以上、関東から西日本では、前橋・鹿児島20℃、宮崎21℃、静岡22℃など20℃を超える所もある見込み。静岡の22℃は5月上旬頃の気温。

 昼間は厚手のコートが邪魔になるので、きょうは朝の体感気温だけで服装を決めずに、脱ぎ着しやすい、厚着過ぎない服装選びがポイントとなりそうだ。
 また、ここ数日の気温上昇に伴って、スギ花粉の飛散が本格化している所もあり、積雪の多い地域では、雪解けが進むため、なだれなどにも注意が必要だ。

下り坂 西・北日本は傘の出番の所も

 東日本では晴れる時間が長く、明るい日差しが気温上昇に一役買いそうだが、西日本や北日本では、時間とともに雲が増える見込み。九州では、昼前後から雨が降り始める所があり、雨の範囲は、夜遅くには、四国の一部にも広がりそうだ。また、東北の日本海側は、朝と夜遅くに雨が降る所がある見込み。

寒暖差が大きい 週末は広く晴れ

 あす15日(木)は、全国的に風が強まり、雨が降る所が多く、東北で雨量が多くなる見込み。16日(金)にかけて寒気が流れ込むため、北海道から東北・北陸は次第に雪に変わりそうだ。あす(木)も東北から西日本にかけては4月並みの暖かさが続き、南風が強まる東京の最高気温は20℃まで上がる見込み。
 その後、来週にかけて、寒暖差が大きな状態が続き、週末は、全国的に土日とも晴れる所が多いが、土曜日と日曜日では、体感気温がかなり異なる見通しなので、体調管理などにも注意が必要となる。

(気象予報士・海老原美代子)

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