インテルが移籍金ゼロで新戦力を確保へ。早くも来シーズンへ向けてFWと中盤を強化

現地時間2月12日、セリエAで首位を独走するインテルが、早くも来シーズンに向けて二人の新戦力を確保したようだ。

イタリアメディア『TUTTO mercato WEB』によれば、インテルはナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ、ポルトのイラン代表FWメフディ・タレミの両名と今後数日以内に契約を締結すると報じている。

ジエリンスキ、タレミのどちらも24年6月末で所属クラブと契約満了となるため、インテルは移籍金ゼロで前線と中盤の即戦力を獲得することになる。

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すでにジエリンスキはメディカルを終えていて、あとはサインするだけのようだ。年俸は450万ユーロ(約6億9750万円)で、27年6月末までの3年契約を結ぶようだ。

一方、タレミは12日にミラノでメディカルを受ける手筈だったが延期となり、数日以内に再スケジュールされる見通し。年俸は300万ユーロ(約4億6500万円)で、26年6月末までの2年契約プラス1年の契約オプション付きで加入予定だ。

契約満了を受けたフリー移籍で主力クラスを獲得するというインテルの強化部門を取り仕切るジュゼッペ・マッロタが得意とする手法で、来シーズンへ向けた戦力強化は着実に進んでいるようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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