伊藤美誠の「リザーブには向かない」発言に中国メディア賛否!「自信がないだけでは」「本音で向き合えている」【卓球】

パリ五輪代表を逃した伊藤美誠(スターツ)の発言が中国でも話題になっている。

約2年間にわたる代表選考レースが終わった。女子シングルスは早田ひな(日本生命)と平野美宇(木下グループ)が選出され、女子団体戦要員の3枠目には張本美和(木下グループ)が入った。伊藤は、補欠に選ばれる可能性があるものの「リザーブには向かない」とキッパリ。この発言を巡ってはSNS上でも物議を醸していた。

これには中国メディア『捜狐』も反応。「伊藤は補欠選手としてパリに行く気はないようだ。この結果、卓球日本代表で現役唯一の五輪金メダリストである伊藤がパリ大会に出場しないことがほぼ明らかになった」と報じ、続けて「そうなると、木原美悠が補欠として選ばれる可能性が高い」と見解を述べた。
さらに、同メディアは「伊藤美誠の発言は幅広い議論を巻き起こした」と記述。「自信がないだけではないかと考える人もいるが、彼女がこの問題に自分と本音で向き合えていると称賛する人もいる」と賛否両論あると伝えている。

最後に同メディアは「いずれにせよ、日本卓球チームを率いるリーダーのひとりとして、伊藤美誠の姿勢は一定の影響をもたらすだろう」としたうえで、「伊藤が今後の試合で再びその強さを発揮し、日本の卓球界に大きく貢献してくれると信じている」とエールを贈った。

構成●THE DIGEST編集部

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