楽天・浅村栄斗のサード転向に解説陣は「バッティングに集中できる時が来る」と打力アップに期待

◆ “コンバート効果”に期待

昨シーズンまでセカンドを任されていた楽天・浅村栄斗が、今シーズンからサードへコンバートされることが決定。12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣が意図を説明した。

まず解説者として出演した館山昌平氏は「いま8年連続で全試合出場中ということで、もうだれもが奪うことが難しいポジションを空けたわけですよね。今江監督もショートからサードにコンバートされて長いことやれることができたと思うので、浅村選手もしっかりと考えた上、チームのためもありサード挑戦を決めましたね」と選手寿命とチーム事情の2つの意味を持つと分析。

もう一人の解説者・坂口智隆氏は「動きも逆になりますし、簡単ではないです。僕の場合はファーストから外野に行ったりしたので、景色が動くというのは難しかった」と自らの経験を元に解説。しかし「焦らず練習すれば経験もある選手なので、慣れてしまえば本当に負担が減ってバッティングに集中できる時が来る感じがします」と“コンバート効果”に期待した。

「楽天でまだ3割を打っていない」と悔しさを滲ませ「三冠王」も口にした浅村。4番サードが板についたとき、その目標も近づいてきそうだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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