スパーズのビクター・ウェンバンヤマがブロックを含めたトリプルダブルを達成

日本時間2月13日(現地12日)、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマがトロント・ラプターズ戦で自身2度目のトリプルダブルを達成した。28分プレイしたウェンバンヤマは、27点、14リバウンド、10ブロックを記録。さらに5アシスト、2スティールもマークし、122-99での勝利に貢献している。

ウェンバンヤマが前回トリプルダブルを達成したのは1月に行なわれたデトロイト・ピストンズ戦で、16点、12リバウンド、10アシストとブロックを含んだものではなかった。ブロックを含めたトリプルダブルは、2021年1月にクリント・カペラが13点、19リバウンド、10ブロックを記録して以来。また『ESPN Stats & Information』によると、出場30分以内で10ブロック、5アシスト以上を記録したのは史上初だという。

試合後ウェンバンヤマは、「今日は最高の気分だ。リズムも良かったし、試合の入りも悪くなかった。調子の浮き沈みがあるものだけど、今日はいい日だったよ」と振り返っている。

またウェンバンヤマは、1997-98シーズンのティム・ダンカン以来となる150ブロック、150アシスト、50スティール超えを達成したルーキーとなった。ダンカンのルーキー時代もコーチしているグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)も、「彼はオールラウンドな才能がある選手。パスや決定力、ショットブロックなど、様々な形でそれが表れている」と、ウェンバンヤマを絶賛した。

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