里美野外センター 事業計画公募へ 茨城県、3月にも

茨城県が民間売却を決めている県立青少年教育施設「里美野外活動センター」(同県常陸太田市)について、県は13日、事業計画などの公募型プロポーザルを3月にも始めると明らかにした。選定委員会による審査を経て、7月以降の譲渡を目指す方針。

この日、県議会の県有施設・県出資団体等調査特別委員会で、県教育委員会が説明した。同センターを巡っては、県内に4カ所ある県立青少年教育施設のうち、白浜少年自然の家(同県行方市)とともに民間に売却する方針を決めている。

公募期間は5月までを予定している。民間有識者や会計専門家、地元関係者らでつくる選定委員会を開き、優先交渉権者を決定。6月の県議会定例会で報告した上で、7月以降に民間譲渡を進めたい考え。

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