「栃木県と滋賀県」江戸時代からの深いつながり 2つの小学校を「かんぴょう」がつなぐオンライン授業

 壬生町の小学校では13日、町で生産が盛んなかんぴょうについて深いつながりがある滋賀県の小学校と合同で授業が行われました。

 壬生町にある藤井小学校では、5年生が総合的な学習の時間を使って「かんぴょう」の原料となるユウガオの栽培を行っています。

 13日の授業では、藤井小学校の5・6年生と滋賀県甲賀市にある柏木小学校の4年生の教室をオンラインでつないで、かんぴょうについて学んだことを発表しました。藤井小学校と柏木小学校がオンラインで交流授業を行うのは今回が初めてです。

 栃木県に次いでかんぴょうの生産量が多い滋賀県ですが、2つの県には深いつながりがあります。江戸時代に壬生藩の藩主となった鳥居忠英が、現在の滋賀県甲賀市からユウガオの種を取り寄せたことで栃木県でかんぴょう作りが盛んになったと言われています。

 児童たちは、それぞれの地域におけるかんぴょうの歴史や栽培方法などについてクイズを交えながら紹介し交流を深めていました。

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