週刊コンビニエンスストアニュース ローソン、三菱商事とKDDIの共同経営に

三菱商事(東京都)と通信大手のKDDI(同)は2月6日、ローソンを非上場化し、共同経営を行うことを発表した。両社は資本業務提携契約を締結。三菱商事とKDDIは、ローソンの議決権を50%ずつ保有し、両社は共同パートナーとして、ローソンの企業価値向上に取り組んでいく。(2月6~12日のニュースをまとめました)

セブン-イレブン・ジャパン「コンビニ証明書受取サービス」を開始

セブン-イレブン・ジャパンとセブン銀行は2月8日、全国のマルチコピー機設置店舗でスマートフォンアプリを使って、企業が発行する証明書類を原則24時間365日すぐに受け取れる「コンビニ証明書受取サービス」を開始した。

スマートフォンアプリとマルチコピー機を連携させたサービスでは、これまでも住民票の写しや印鑑証明登録書などを取得できる「行政サービス」があったが、セブン銀行が提供するシステムを通じて残高証明書や保険料控除証明書などを最短で当日中に受け取れるようになる。第1弾としてセブン銀行の残高証明書などの取り扱いを開始する。今後予定しているサービスは、以下のとおり。

  • 保険会社→保険料控除証明書、保険証券
  • カード会社→取引明細書
  • 事業会社→従業員宛源泉徴収票、雇用(就労)証明書
  • 学校法人→卒業証明書、在学証明書、成績証明書

ファミリーマート看板商品「ファミチキ」にソースインタイプの新商品

ファミリーマートは2月13日に液体ソースが中に入った「タルタルソースinファミチキ」(税込248円)と「タルタルソースinクリスピーチキン」(同188円)を発売する。ファミチキでソースが中に入った仕立ては今回が初めてだ。ソースのおいしさを保ちながら、揚げた際に衣が焦げたり、硬くなったりしないように、通常のチキン商品の2倍以上の試作を重ねて開発した。

ねこ好きに好評の「ファミリ~にゃ~ト大作戦!」を今年も展開

2月13日からは、2月22日の“ねこの日”に合わせ、ねこをモチーフにしたスイーツ・パン・チルド飲料や日用品などのオリジナル商品19種を発売する「ファミリ~にゃ~ト大作戦!」を展開した。昨年好評だった商品に加え、今回はオリジナルのコーヒーカップ、グミ、ペットボトル飲料、ティッシュなどの日用品も新たに登場させた。また、キャンペーン商品の売上の一部を日本動物愛護協会に寄付する。

ローソン価格据え置きで「盛りすぎチャレンジ」計19品

ローソンは2月6日から3週間にわたり、「盛りすぎチャレンジ」として価格据え置きで重量を約47%増量した、おにぎり、店内調理弁当、調理パン、デザートなど計19品を展開していく。昨年2月に実施した「盛りすぎ!チャレンジ」では、計12品を発売する。

対象商品を含んだカテゴリーの売上は、前年対比で約15%増を達成した。また、今回発売する商品については、販売1個につき1円を、能登半島地震災害の義援金として被災地の自治体に届け、支援のために役立ててもらう。

ミニストップチョコの味わいと食感が楽しめるデニッシュ

ミニストップは2月6日からチョコの濃厚な味わいと食感が楽しめる「ごろっと食感!チョコデニッシュ」(同138円)を発売。デニッシュ生地に、チョコクリーム、チョコ風味のケーキ生地、ダイスチョコを組み合わせた。

デリバリーWoltとの提携店舗数が大幅拡大

2月7日にはデリバリーサービス「Wolt」を展開するWolt Japan(東京都)との提携店舗数を大幅に拡大。1月中に289店舗が新たにサービスを開始し、計321店舗で利用できるようになった。ソフトクリーム、ホットスナックを含む約600商品を取り扱う。

ソフトクリームと合わせたパンケーキ2品

2月9日からパンケーキに相性抜群のメープル風シロップとマーガリンを使用した「パンケーキソフト(メープル風シロップ&マーガリン)」(同360円)と、パフェで人気のいちご食材を使用した「いちごパンケーキソフト」(同538円)の2品を発売。2品とも、パンケーキ2枚、看板メニューであるソフトクリームバニラを合わせた。

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