高橋治朗氏(名港海運会長)お別れの会 1400人が故人との別れ惜しむ

献花する参列者ら

 名港海運会長で2023年10月25日に死去した高橋治朗氏のお別れの会が13日、名古屋市中区の名古屋観光ホテルでしめやかに営まれた。

 お別れの会には大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長、嶋尾正名古屋商工会議所会頭、水野明久中部経済連合会会長、天野源之中部経済同友会筆頭代表幹事ら政財界関係者や取引先、会社関係者ら約1400人が参列し、地元経済界の発展に尽力した故人との別れを惜しんだ。

 高橋氏は1956年に一橋大を卒業後、大阪商船(現商船三井)を経て61年に名港海運に入社。コンテナ荷役への対応や海外拠点整備などを陣頭指揮し、95年に社長、2001年に会長に就いた。公職では名古屋商工会議所会頭、名古屋港利用促進協議会会長などを歴任。09年に旭日小綬章を受章した。

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