子育てをしながら県内で活動する母親を紹介する冊子「繋（つな）がる・頼れる・やまがたママ図鑑」が完成した。子育て支援や、親子の心身のサポートなどを得意とする69人が一覧でき、新たな出会いづくりを後押しする一冊となっている。
県内の母親910人が集うオンライン団体「山形ママコミュニティmama＊jam（ママジャム）」（山川唯美代表）が、子育てに関する情報を見つけたり、ママ同士のつながりを深めたりしてもらおうと作製した。
図鑑には団体内の公募で集まった64人と、事務局メンバー5人のプロフィルを載せた。ベビーマッサージや読み聞かせといった子育て支援に携わる人だけでなく、美容業や農業、ハンドメードなど幅広い分野で活動する母親が並ぶ。「おしゃべり大歓迎」といったメッセージを添えている人もおり、山川代表は「みんな『つながりたい』と両手を広げて待っている。経験や知識、スキルを交換し合い、充実した生活を送ってほしい」と話す。
A5判12ページ。本年度の男女共同参画県民企画事業として実施した。千部作製し、県内の行政窓口や子育て関連施設など120カ所に配った。ウェブサイトも開設。新たに図鑑掲載希望者を募り、随時サイトにアップしていく。
