リリー・フランキー、錦戸亮の芝居を絶賛「前からファンだった」

日英合作映画『コットンテール』特別先行上映イベントの様子 クランクイン!

俳優のリリー・フランキー錦戸亮が13日、都内で行われた日英合作映画『コットンテール』特別先行上映イベントに、木村多江高梨臨パトリック・ディキンソン監督と共に出席。リリーが、錦戸について「前から僕、亮ちゃんのお芝居のファンだった」と語った。

本作は、亡き妻の願いをかなえるために、東京からイギリスの湖水地方へ家族の愛と再生の軌跡を紡ぎ上げたロードムービー。日本に造詣が深いパトリック監督が自身の母親をみとった経験を元に脚本を書き上げ、2023年に開催された第18回ローマ国際映画祭では最優秀初長編作品賞を受賞した。

長年人生を共に歩んできた妻・明子(木村)に先立たれた主人公・兼三郎を演じるリリーは、2年半ほど前に行われたという本作の撮影について「まだコロナの真っ最中で、撮影をするのにイギリスへ行くのにもすごく大変だった」と回顧。「ロンドンについてすぐ隔離、日本に帰ってすぐ隔離という生活をしていました」としつつ、「撮影の記憶プラス、隔離の記憶を強烈に覚えている」と語ると、錦戸も「隔離が濃いですよね」と同調した。

また、兼三郎と長らく疎遠だった息子・慧を演じる錦戸は、現地での食事の思い出を聞かれ「僕、お米が好き」と話し、「1合だけ炊けるお弁当箱みたいな炊飯器があるんですけど、それを持ち込んで、毎晩、次の日の朝の分を作って、朝に炊きたてを食べていました」と述懐。そんな錦戸について、リリーは「昼におにぎりを握ってくるんです。現場に」と明かし、「時々、俺とかパトリックにくれて。やっていることはほぼオカン」と報告した。

さらに、錦戸との共演は本作が初めてだったというリリーは「前から僕、亮ちゃんのお芝居のファンだった」と告白。「空気感でいろんなところを説明してくれる」と表現し、「『すごいな』と思いながらずっといました」と錦戸の芝居を振り返り、「お仕事をするのは初めてなんですけど、一緒にいやすい」とも語っていた。

映画『コットンテール』は、3月1日より全国公開。

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