災害が発生した際に、被害を最小限に食い止めるための方策を話し合う、岡山県防災会議が開かれました。
防災対策の基本方針となる岡山県地域防災計画を審議するため開かれたものです。
会議では、災害時に専門性を有するNPOなどのボランティア団体が、被災地で大きな力になっていることから、団体のコーディネートを行う災害中間支援組織を育成・強化することなどが盛り込まれました。
また、災害時に取り残される可能性が高い高齢者や障がい者の把握をどのようにすればいいかなどについても、意見が交わされました。
（伊原木岡山県知事）
「実際に支援漏れは、どの災害でも起きています。今回、支援漏れを極力なくすための仕組みを正式に取り入れたと理解しています」
今後は、岡山県が作成した計画を踏まえ、それぞれの市町村で新たな地域防災計画が作られることになります。
