テニス=アルカラス、全仏優勝よりもパリ五輪の金を優先

[13日 ロイター] - 男子テニスで世界ランキング2位のカルロス・アルカラス(20、スペイン)は、今年はパリ五輪で金メダルを目指すことが全仏オープン(OP)優勝より重要だと語った。

パリ五輪は7月にパリのローランギャロスで開催され、その1カ月前には同会場で四大大会の全仏OPが行われる。

アルカラスは2022年の全米OP、昨年のウィンブルドン選手権を制したが、今年1月の全豪では東京五輪金メダルのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に屈し、準々決勝敗退となった。

アルカラスは記者団に「母国にメダルを持ち帰るのは私の夢だし、(五輪)金メダルの獲得というのはスポーツの世界で起こり得る最も素晴らしい出来事」とコメント。「両方で優勝したいとは思うが、もし選ばなければならないのなら、五輪の金メダルを取る」と続けた。

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