史上最高額の女子選手誕生、移籍金はいくら? ザンビア女子代表のエースがアメリカの新設クラブに加入

史上最高額の移籍金となったクンダナンジ[写真:Getty Images]

アメリカで史上最高額の女子選手が誕生した。

その選手はザンビア女子代表FWレーチェル・クンダナンジ(23)。13日、アメリカのナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)に今シーズンから参入するベイFCが、スペインのマドリードCFFから獲得したことを発表した。

ザンビア女子代表のエースとして活躍するクンダナンジは、マドリードCFFでリーガFの43試合に出場し33ゴールを記録する驚異的な得点力の持ち主。今シーズンは14試合で8ゴール4アシストを記録していた。

また、ザンビア女子代表として、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)にも出場。東京オリンピックにも出場しており、ザンビア女子代表として18試合10ゴールを記録している。

世界的にも注目されるストライカーだが、移籍金は86万ドル(約1億3000万円)とのこと。イギリス『BBC』によれば、女子選手としては世界最高記録の移籍金とのことだ。

なお、これまでの最高額はマンチェスター・シティから2022年にバルセロナへと移籍したイングランド代表MFキーラ・ウォルシュの40万ポンド(約7600万円)だったという。

ベイFCはNWSLに参加する新興クラブ。2023年4月に設立されたクラブであり、アフリカ女子最優秀選手賞を受賞したナイジェリア女子代表FWアシサト・オショアラをバルセロナから、スコットランド女子代表DFジェン・ビーティーをアーセナルから獲得するなど、積極補強を行っている。

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