撮影：田中聖太郎
デビュー30周年メモリアルイヤーのICEが、3月13日に歴代のアルバム収録曲と未発表曲から国岡真由美セレクトした全31曲で構成されたベストアルバム『THIS IS ICE』をリリースすることが決定しているが、来月のリリースまで待てないファンのために、本日より未発表音源である「COME ON EVERYBODY」の先行配信が本日2月14日（水）よりスタート。そして、来月6日にもベストアルバムより先行配信「Memories」が決定している。
▼「COME ON EVERYBODY」配信リンク：https://umj.lnk.to/come_on_everybody 「COME ON EVERYBODY」は、これぞICEという一曲で、宮内和之のカッティングギターが炸裂しまくっている攻撃的なロックナンバー。この曲は、4thアルバム『We're In The Mood』の制作期間にバンドでレコーディングした楽曲である。結局アルバムには収録されずにデモのまま眠っていた楽曲が、国岡真由美によって目を覚ました。当時のバンド録音音源は2ミックスのデータしか残っておらず、そこから国岡のボーカルを取り除き、サウンドをブラッシュアップした上で、2023年末に新たにボーカルを入れ直して完成した。ICEの新曲である。
さらに、3月6日にも未発表音源「Memories」の先行配信が決定。この曲は、「COME ON EVERYBODY」とは対照的なテイストの楽曲で、結成時からICEのメインボーカルを張ってきた宮内和之が初めて作った女性曲である。当時のバックコーラスを担当していた国岡真由美のために書き下ろしたデモ音源がカセットテープの状態で昨年見つかった。今回はそのカセットテープから宮内のギターのみを抽出して、当時のアレンジャー、エンジニアが原曲に沿った形で新たにトラックメイクして、そして国岡真由美が歌った。30年以上の時空を越えた2人の奇跡の共演は、言葉を選ばずに言えば「夜空に溶ける極上のイージーリスニング」。まさにデビュー30周年を彩る、ICEの原点とも言える一曲だ。
