メッシにパリ五輪参戦の可能性が浮上…マスチェラーノ監督「帯同する扉が開かれている」

U-23アルゼンチン代表を率いるハビエル・マスチェラーノ監督が、インテル・マイアミに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及した。13日、イギリス紙『デイリー・スター』が伝えている。

パリオリンピックのサッカー競技・南米予選決勝リーグ第3節が11日に行われ、U-23ブラジル代表とU-23アルゼンチン代表が対戦した。試合は、スコアレスで迎えた78分にルチアーノ・ゴンドウがヘディングでネットを揺らしてU-23アルゼンチン代表が先制に成功。最後までゴールを許さず1-0の勝利を収め、リーグ首位となったパラグアイとともにパリオリンピックの出場権を獲得した

母国の3大会連続となるオリンピック出場決定を受け、自身のインスタグラムで祝福のメッセージを投稿したメッシ。試合後のインタビューに応じたマスチェラーノ監督は、元同僚でもある”神の子”について言及し、「レオとの関係や友情は、すでに誰もが知っている」とコメント。続けて、「彼のような選手には、(オリンピックに)帯同する扉が開かれている。それは当然、彼と彼のコミットメント次第だ」とチームへの参加を歓迎する姿勢を示している。

2008年に開催された北京オリンピックでは、セルヒオ・アグエロ氏やアンヘル・ディ・マリアらとともに金メダルを獲得したメッシだが、同紙はパリオリンピック参戦への懐疑的な意見を主張した。メッシは、同大会開幕の2週間前に閉幕するコパ・アメリカへの参戦意向を表明しているため、所属クラブであるインテル・マイアミがシーズン途中での長期離脱に対し異議を唱える可能性があると説明。また、パリオリンピック開催時には37歳となるメッシについて、「参加する意思があるのか、能力があるのかは不明である」と指摘した。

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