ジエリンスキ退団に備えるナポリ、最優先ターゲットはウディネーゼのセルビア代表MFか

ナポリが獲得を目指すMFラザール・サマルジッチ[写真:Getty Images]

ナポリはポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)の退団に備え、後釜候補をリストアップしているようだ。

ナポリでは2016年夏に加入して以来、長く主力としてプレーしてきたジエリンスキの退団決定が秒読みの段階に。選手側は今シーズンまでとなっている契約の延長を望まず、すでにインテル加入で合意に至ったとも報じられている。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ジエリンスキの決断を受けてナポリもすでに後釜探しに着手しており、その筆頭候補がかねてより獲得を狙っていたウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)とのこと。今冬はウディネーゼと合意に至らなかったが、夏にも引き続き獲得を目指す計画のようだ。

しかし、サマルジッチに対してはユベントスが交渉中との報道もあり、確実に獲得できる保証はなし。もしサマルジッチを逃した場合は、中盤の複数ポジションでプレー可能なボローニャのスコットランド代表MFルイス・ファーガソン(24)にターゲットを移す可能性もある模様だ。

ナポリはこの2選手のどちらかは確実に獲得したい意向を持っており、夏の移籍市場では早い段階での動きが期待されている。

© 株式会社シーソーゲーム