黒水伸一(THE SHAKES)、CROSS(the LEATHERS)、篠原太郎(THE BRICK'S TONE)、久保田敏明(the LEATHERS)から成るThe Subterraneans(ザ・サブタレニアンズ)がファーストアルバム『All Doors Are Open』を3月8日(金)にリリース!

黒水伸一(THE SHAKES / Vo, Gtr, Harp)、CROSS(the LEATHERS / Vo, Gtr)、篠原太郎(THE BRICK'S TONE / Vo, Bass, Kd, Gtr)、久保田敏明(the LEATHERS / Drums)から成るThe Subterraneans(ザ・サブタレニアンズ)が、ファーストアルバム『All Doors Are Open』(オール・ドアーズ・アー・オープン)を3月8日(金)にリリースする。

ビート詩とロックのイベント『Naked Songs』を首謀する若松サミ(故・下村誠のイベントの継承者)からの無茶とも言える提案が3人のボーカリストを結びつけた。 2019年、意外にも意気投合した彼らは、ジャック・ケルアックの小説『地下街の人々』からバンド名をザ・サブタレニアンズと名付ける。 1982年テイチクからデビューしたCROSS、1986年フォノグラムからザ・シェイクスとしてデビューした黒水伸一、1988年メルダックからソロデビューし、真島昌利の名盤『夏のぬけがら』もプロデュースしている篠原太郎。 日本のロックのロードサイドを30年以上走り続けた彼らのキャリアは伊達ではない。コロナ開けから開始した共作作業からは数多くの新曲が生まれ、このファーストアルバムが完成した。

「若さはかわらずにそこにある」と、青春の無垢さを永遠に変えるのはロックンロールだ。そしてスウィートなバラッド。多様な楽曲。それを久保田敏明は揺るぎないリズムで支える。 「ここは愛の惑星」、黒水が歌うイメージがあふれるリリックは孤独な夜の心象風景。メジャー7コードが切なく響く。 「ゴー・ストレート・ニルヴァーナ」は、さきのイベントで観客から募ったコトバを紡いで完成させたという。炸裂するロックナンバーでの篠原のイノセントなボーカルは不変だ。 「ジェリーの歌を初めて聴いたのは、ハノイが爆撃されてた頃さ」。ギターリフを軸とした「ジェリーのMagic Box」は3人のボーカルが入れ替わり登場しては、魔法の箱を開けてみろと誘う。 彼らの信条であるビート・ミュージックに、鋭い日本語のポエトリーが連なる。ロッキンなサウンド。ブルースハープと8ビート。個性あるボーカリスト3人の声が交錯する奇跡。このバンドの最大の魅力だろう。

メンバー・プロフィール

黒水伸一(THE SHAKES / Vo, Gtr, Harp) 実弟・厚二(G)らとTHE SHAKESを結成し、1986年フォノグラムレコードよりデビュー。CBS SONYに移籍してからも3枚のアルバムを発表。2000年代からは黒水伸一TRIOとしてライブ活動。2023年からTHE SHAKESの活動も再開した。作詞作曲とリードボーカルを担当。 CROSS(the LEATHERS / Vo, Gtr) 1982年、VOODOOのギタリストとしてテイチクよりデビュー。1986年、自身がリードボーカルをとるthe LEATHERSを結成。1992年、日本クラウンから、2000年にはVIVID SOUNDよりアルバムを発表し、現在も活動中。近年はニッキー&ザ・ウォリアーズへの楽曲提供とプロデュースでも活躍。 篠原太郎(THE BRICK'S TONE / Vo, Bass, Kd, Gtr) 1988年2月、メルダックからソロ・デビュー。デビュー直前に解散したBREAKERSのバンドメイトだった真島昌利の名盤『夏のぬけがら』をプロデュース。1993年、THE BRICK'S TONEを結成し、BMGビクターからデビュー。現在も活動中。作詞作曲とリードボーカル。ギター、ベース、キーボードを演奏し、音楽プロデューサー、エンジニアとしても活躍するマルチミュージシャン。 久保田敏明(the LEATHERS / Drums) イカ天で知られるスイマーズのドラマーとして武道館のステージに立つ。CROSSの同郷の後輩だったが、都内で偶然の再会を経て1995年にthe LEATHERSに加入。ロック全般、あらゆる音楽に精通するジェントル・サブタレニアン。島&NO NUKES RIGHTSでも活躍中。

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