ネット広告をクリック 投資を勧誘され1100万円被害 東広島市の男性(60代)

東広島市の男性(60代)がSNSで投資の指導者などと名乗る犯人からFX(=外国為替証拠金取引)投資名目で1100万円をだまし取られました。

警察によると、東広島市の会社員の男性(60代)は去年9月下旬、携帯電話に表示された「証券会社を名乗る広告」をクリックしたところ、LINEのグループチャットが立ち上がり参加。投資の指導者役を名乗る者から利益が出ると説明を受け、偽のアプリをダウンロードしました。そして、去年11月上旬から下旬までにFX投資名目で合計10回、現金1000万円を口座に入金すると、偽のアプリ上では約1億円の利益が表示されていたということです。その後、アプリ上の利益を出金しようとしたところ、追加の入金が必要と言われ100万円を入金。合計1100万円をだまし取られました。利益が口座に入金されていないことを確認し、詐欺被害にあったと認識した男性が警察に相談し発覚したということです。(2024年2月14日)

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