ビデオリサーチ、CTVの普及や利用状況などがわかる「VOD利用実態レポート」の提供開始 / Screens

株式会社ビデオリサーチは、自宅内におけるTVerやYouTubeなど動画配信プラットフォームの利用実態を把握できる「STREAMO(ストリーモ)」のデータ提供を2024年4月よりβ版にて開始する予定。リリースに先駆け、STREAMOのデータを用いてコネクテッドTV(以下CTV)やスマートフォン(以下スマホ)などでの最新のVODの利用実態がわかる「VOD利用実態レポート」の無償提供を開始した。

■「VOD利用実態レポート」とは

「VOD利用実態レポート」は、コロナ禍以降、動画の視聴環境が変化している中でのCTVの普及や利用状況、また、動画配信プラットフォームをCTVやスマホでどのように利用しているのかをまとめたレポート。

2024年4月からβ版でのデータ提供を開始するSTREAMOのデータを主体にまとめたレポートで、自宅内のテレビ放送視聴と、CTVとスマートフォンの動画配信プラットフォーム利用を同一パネルから把握できることで、重複やリーチといったさまざまなデータとなっている。

■レポートの特徴

①CTVの利用率や動画視聴時間量の変化を把握
コロナ前と比べて動画視聴時間がどれぐらい増加しているのか、CTVが各年齢層でどの程度利用されているのかをまとめている。

②テレビ放送視聴と、CTV・スマホでの動画配信プラットフォーム利用状況の把握
同一サンプルの自宅内のテレビ放送視聴と動画配信プラットフォーム利用を実測で把握しており、テレビ放送視聴と、CTV・スマホでの動画配信プラットフォーム利用のリーチなどを確認いただくことが可能。
※CTVは利用可能者ベースだが、スマホは測定応諾者ベースでのデータとなっている。デバイスによって母数が異なる。

③動画配信プラットフォームの共視聴人数(※)や、デバイス別×ターゲット別の利用時間帯を分析
テレビ視聴の共視聴人数とCTVでの動画配信プラットフォーム利用の共視聴人数を比較できる。また、動画配信プラットフォーム利用状況をデバイス別、ターゲット別、時間帯別に把握することが可能。
※同じデバイスを複数人で、同時に視聴すること

レポートイメージ(一部抜粋) CTV・スマホでの動画視聴時間量推移

テレビ放送視聴と動画配信プラットフォーム利用(CTV/スマホ)リーチ状況

■レポート概要

Ⅰ.コネクテッドTVの普及状況(使用データソース:ACR/ex、MCR/ex)
ネット結線率
動画視聴時間量

Ⅱ.「STREAMO」の紹介とコネクテッドTVの利用状況(使用データソース:STREAMO)
「STREAMO」ご紹介
データ概要
コネクテッドTV利用可能率
コネクテッドTV利用時間量
視聴割合
視聴時間帯リーチ割合
共視聴人数

Ⅲ.コネクテッドTVとスマートフォンの動画配信プラットフォーム利用状況比較(使用データソース:STREAMO)
デバイス別動画配信プラットフォーム利用(利用割合/利用時間量)
デバイス別利用割合
デバイス別利用時間量
デバイス別利用時間帯
デバイス別利用時間帯(属性別)
リーチ割合
プラットフォーム別利用デバイス
Appendix
<参考データ>2023年見逃し配信再生回数ランキング

■「STREAMO」データ概要

・地区:関東地区
・データ期間:2023/11/27(月)~2023/12/10(日)
・集計分析対象:個人全体4才以上2,948s(1,304世帯)
※2022年6月~2023年11月までのローテーションにより、新規に視聴率調査対象となった世帯(Webセンサー設置依頼済世帯※自宅内ネット環境なしも含む)から定義
※集計分析対象世帯における、デバイスに紐づくサンプル数

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