ふと耳を傾けると、そこにはその町でしか聞くことのできない音色がある。愛知県出身、乃木坂46の佐藤楓が、その町でしか聞く事のできない「オンリー1の音色」をキーワードに音集めの旅に出かけます。
今回は訪れたのは愛知県の北西部に位置し、世界中から観光客が訪れる「ジブリパーク」がある長久手市。住み心地が良く、子育てもしやすいと若いファミリー層に人気の街で音集めです。
1日2000個以上売れる！ ご当地グルメパン「長久手カレーパン」の音色
「アヴァンセ 長久手店」は長久手市民たちに愛されているパン屋さん。店内にはズラリと並んだ焼きたてパンの香ばしい香りがあふれています。
アヴァンセ長久手店の一番人気商品である「長久手カレーパン」は、1日に2000個も売れることがあるという自慢のご当地グルメパン。3日間かけて作られたカレーを、2日間じっくりと熟成された生地で包み、パン粉をまぶして油できつね色になるまで揚げていきます。ふっくらと膨らんだ揚げたての「長久手カレーパン」を両手で割れば、パリパリという音とともにおいしいカレーの香りがふわり。店内には今日も、おいしい音色と香りが広がります。
スケートリンクの笑顔を守る「リンクの整氷作業」の音色
長久手市のシンボル「愛・地球博記念公園」内に設置されているのがアイススケート場。年間を通して気軽にスケートが楽しむことができ、アイスショーも開催されています。
アイススケート場の要となるリンクはトラクターのような専用のマシンで製氷。お湯で氷を溶かしながら、凹凸部分を削ってなめらかに整えます。転倒の危険性につながる小さな氷はスタッフが1つずつ丁寧に手で除去。安全に気持ち良く滑るには欠かせない大切な作業は、営業時間内だけではなく閉館後にも実施されます。
多くの著名人からも愛されてきた「牛ロースのたまり焼き」の音色
住宅街の中にある小さな街の洋食店「グリルまどか」は、長久手市で30年以上続く人気の洋食店。ランチタイムになると多くのお客さんでいつもにぎわっています。
リピーターも多いグリルまどかの看板メニューが「牛ロースのたまり焼き」。81歳となる店主の高下園さんが1枚ずつ手切りした国産和牛を丁寧にスライスし、店主が調合した特製のたまり醤油を絡めて焼き上げます。
グリルまどかの「牛ロースのたまり焼き」は多くの著名人からも愛されてきた一皿。特製たまり醤油で香ばしく仕上がったたまり焼きでご飯を包めば、至福の瞬間が待っています。
世界最古の弦楽器の演奏を体験できる「ハープ教室」の音色
長久手市で50年以上にわたりハープの販売や教室を手がける「安立ピアノ＆ハープ研究所」。ハープは弦を指で弾いて音を出す世界最古の弦楽器ともいわれています。店を営むのは演奏歴25年の安立桜さんです。プロのハープ演奏者として数多くの舞台で活躍しています。ハープの上部にあるつまみを回して調整すれば、美しく幻想的な音色が店の中に響きます。
安立ピアノ＆ハープ研究所では、30分単位でのハープ体験も可能。世界最古の弦楽器に触れられる貴重なスポットです。
長久手市で唯一、イチゴ狩りを楽しめる「イチゴ農園」の音色
のどかな風景の中に立ち並ぶビニールハウスは、「すまいるベリーズ」が営むイチゴ農園。イチゴ狩りも楽しめる長久手で唯一のイチゴ園です。
「すまいるベリーズ」では紅ほっぺ、あきひめ、よつぼし、ゆめのかの4つの品種を栽培。ミネラル豊富な地下水で育ったイチゴは甘味が強いのが特徴です。イチゴ狩りと並んで人気を集めているのが、大粒のイチゴを使ったスイーツ。ふんだんにイチゴが使われた「スマイルパフェ」を一口頂けば、大人も子どももにっこり笑顔です。
（2024年1月22日～26日 テレビ愛知「乃木坂46 佐藤楓 音色遺産」より）
